社会人のひとりごと

サッカー、音楽、服、仕事とかについてのブログ~

ジャカルタ出張__仕事編

インドネシアジャカルタに着いて二日目。

二日目からは現地の事務所に出勤です。仕事関係の写真はさすがにアップできないので文章だけで備忘録を。

出張中の3週間は朝の6時半にホテルからバスが出るので、逆算して5時半起きです(笑)

どのくらい時間がかかるかわからなかったけど、一時間くらいだったので移動中は寝ていました。

事務所に到着後、挨拶をして机に座り、パソコンのネットワーク設定とかをしてもらい、いよいよ仕事開始しました。

あらかじめ作ってきていたスケジュールでは、初日は現場に行って現地インドネシア人に指導をする、および現状の仕事のやり方を見せてもらい改善点の洗い出しおよび改善方法の検証をするという予定です。

仕事柄、普段日本では設計業務をしていて最終的にCADで図面を描いて取引先に渡し、実際に物を造るんだけど、その造った製品はどこの国で造っても同じ物にならなきゃいけないのね。国内で造っても国外で造っても、その国の取引先に渡す図面は当然同じものだから別の物が造られることは基本的にないはず。

ちなみに、自分たちで描いた図面を事前に日本の取引先に渡して、日本で製品として造って確認したんだけど、さすが日本品質!! 図面通りに狙った通りの製品を造ってくれました、取引先様は。

で、問題のインドネシア現地の品質だけど、悪い!ただ、思っていたほどではなく、改善の余地はあります。
現地の取引先にも種類があって、日系起業で日本人社員によるサポートがある会社は、日本品質にかなり近いものを作れます。日本の技術者の実力ですかね?

ただ、完全に現地ローカルの起業で社員が全員インドネシア人の取引先はなかなか怪しいです。こちらが図面を渡して「こういう製品を設計したので、この通り造ってください」って契約のはずなのに、なんか時々、これ絶対にあんたたちが図面無視して勝手に考えただろ!!っていう形状のものがあったりする。酷いのは、明らかに不良品なのに出荷前品質チェック表の全項目に○をつけて堂々と納品してきたりってのもあった。

まあ、指導して直してもらうようにしました。言葉が伝わったかは怪しいですが。
国民性なのか、こちら側から具体的な指示を身ぶり手振りで伝えると、みんなかなり真剣に聞いてくれます。それで、質問はありますか?っていうとどんどん質問してきます。日本人なら大人しくて誰も手を挙げないシーンが簡単に想像できるけど、こっちの人はガツガツ聞いてきて好奇心は凄いなと感じた。内心、そんなにやる気ごあるなら最初からしっかりやれよ!そしたらわざわざ改善してもらう必要もないんだよ~って思ったけど、これは考え方の違いだししょうがないですね。

出勤初日はそんなこんなで現地の現場把握と改善点の抽出で、疲れました…。

翌日以降は、完成後の製品の品質問題確認や今後帰国したあとの業務スケジュール作成、現地の取引先訪問やらでフル回転で働いた(と思う)。
特に、上に書いたパターンとは逆で、こちらの描いた図面通りに取引先が製品を造って納品してくれたのに、製品として問題があることが発覚した場合は厄介です。要は図面の通りに造っても問題がでるってことなんで、完全に自分たち設計者の責任になります。
この場合は、日本に帰ってからどういう対応をとるのか、具体的な計画を作っても現地に説明するのでかなり疲れました。。。

こんな感じですが、3週間分の仕事を書いたら凄い量になるから、仕事編はこのあたりで終了ということで。