社会人のひとりごと

サッカー、音楽、服、仕事とかについてのブログ~

仕事のできない上司がいると部下が苦しむ

最近、なんでこんなに万年激務なんだろうと冷静に考えてみた。

自分の部署はプロジェクトごとにチームが別れていて、俺がいるチームは上司、中堅の先輩×2、7年目の俺の4人構成。
万年激務で平日は8時台から早くても22時まで仕事。日付を越えることも珍しくない。土曜日も出勤することが多い状態なのね。

上司以外の俺ら一般社員が段取り悪いから仕事が進まないんだろうなとずっと思っていたんだけど、今年の春くらいから考えが少しずつ変わってきていて、ここ数ヵ月は上司の管理する立場としての力量が足りないんじゃないかと思うようになってきた。

勿論、俺ら一般が仕事をばんばんこなしてるなんて思っていないし、実際日々色々考えて、分からないことは先輩に聞いたりして進めているんで、お世辞にもスムーズな仕事とは言えないと思う。

ただ、うちのチームの上司は自信がないのか様々な案件に対して判断、決断、舵取りを全~ったくしないことに春ころから気づき始めて、それが原因で俺ら一般が必要以上に思い責任が乗っかっているんじゃないか?と思うようになった。

一度気がつくともうそういう視点でしか上司を見れなくなった。ためしにチームの中堅の先輩に聞いてみたら、案の定みんなそう思っていた…。
「今までついた上司はみんな判断決断はしてくれた。もちろん判断のための選択肢は、俺ら一般が詳しく検証するけどね。今は決断しないくせに、そのせいで遅れた仕事は毎回俺らのせいにするじゃん」
みたいなことを言っていた。

先輩の意見を聞いて俺と全く同じことを思っていたことにビックリしたけど、同時にやっぱりそうだよな~とも思った。

部署内の他のチームの上司を見ていると、部下の検証したアイディアに対して、これはこういうメリットがあるけど逆にデメリットはこう。トータルで考えたらメリットが大きいからこれでいこう!
って感じでスパッと決断してくれるのが目立つんだよね。

それに対してうちのチーム上司は、「その案だともしだめだった時に怒られるしなあ」「かといってもう1つの案だと効果の見込みを出すのが面倒そうだなあ」「この件はちょっと難しいから後回しにしよう」とか言って難しい案件だと現実逃避しますね。

そして結局仕事が遅れて管理職に問われたときは「○○君たち、どうしてこうなったか説明をしてきて」って言って、なんと俺ら一般に管理職への説明をさせようとすることもたまにある。

俺らに原因があるならもちろん説明はするけど、自分が決断しないで後回しにしたまま放置したくせに、責任は俺らになすり付けたりするからね。

俺らの検証した選択肢が内容的に足りないなら追加で調べるように命令してくれればいいのに、それもやらずに、これは一旦後回だとかいってそのままにすることが多々ある。

そりゃ万年激務だわって思うよホントに。